英政府、低所得世帯の光熱費支援に10億ポンド超を検討
英国政府は10月の予算で、低所得世帯の光熱費負担を和らげるため10億ポンド超の支援を検討していると報じられた。1月にはエネルギー価格上限が最大£442上がるとの予測が背景にある。
ガーディアンによると、ジョン・ヒーリー財務相は、一定の給付を受ける世帯向けの暖房費割引(Warm Home Discount)を拡充する案を検討している。最終決定はまだで、政府は予算発表まで税や支出の方針を公表しないとしている。
現在の暖房費割引は対象世帯の請求額を£150下げる制度で、報道された案ではさらに£100を税で賄う方向だ。イラン戦争によるエネルギー価格上昇で、1月の価格上限が最大£442上がるとの予測が政府内の懸念を強めたという。
全利用者の請求書から賦課金を外す案なら最大£120の軽減になる一方、費用は最大£32億とされる。所得や使用量で単価を変える社会 тарифの構想もあるが、税務当局とエネルギー会社のデータ連携が必要で、今冬すぐの導入は難しい。
給付対象の世帯では、拡充が決まれば冬の電気・ガス請求が現行の£150から最大£250程度下がり得る。ただし予算決定前の案であり、対象外の世帯は1月の価格上限改定による負担増を見込んで家計を組む必要がある。
10月の予算で割引額と対象が決まるかが焦点である。拡充なら対象世帯の請求額を直接下げ、見送りなら価格上限上昇の影響がそのまま家計に届く。
出典The Guardian報道日 10月6日